ゲーム感想:Woodle Tree Adventures Deluxe
遊びづらさが溢れてくるが、良い部分はなくはない。はず。
感想の方向性:合わなかった
題名 | Woodle Tree Adventures Deluxe |
販売 | ChubbyPixel |
発売日 | 2018/04/26 |
遊んだハード | Nintendo Switch |
備考 |
追記:形式統一のためタイトル修正。
元は「『Woodle Tree Adventures Deluxe』レビュー!虚無と虚無を混ぜたらちょっと色がついた。」
ちなみに、本作を購入したきっかけは「妙に低評価だから実際触ってみたくなった」です。
まずはざっくり物語の説明から。
はい終わり。
......言いたいことはわかります。でもこれぐらいしか言われなかったんだよ。
気を取り直してゲームシステムについて紹介します。
あら3D。
本作は名作『スーパーマリオ64』のような、拠点から各ステージにワープする仕組み。各ステージではどこかに落ちている雨の雫のような形の『妖精の涙』を3つ集めることが目的です。落ちているフルーツを集めると、次のステージや強化武器が解禁されます。
主人公(名称不明)ができるアクションは非常に少なめ。移動・ダッシュ・ジャンプ・手に持っている葉っぱを振ることによる攻撃の4つです。マリオ64のような「ダッシュジャンプで飛距離が伸びる」なんて要素はありませんし「崖にぶら下がってよじ登る」なんて要素もありません。というか、ゲーム画面を見て想像できるアクションはだいたいありません。
で、本作。「面白いの?」と言われると、複数のツラい要素が足をひっぱり、素直に褒められません。
まず1つ目のツラい要素はカメラ。
「3Dアクションゲーム」を遊ぶ時って、どんなカメラを想像します?右スティックでグルグル回して隠されたものを探す?それとも敵をロックして間合いをはかりながら戦う?本作にはそんなものありません、横から映しているだけのカメラです。当然キャラは壁に隠れます。キャラが壁に隠れたからといってシルエットで居場所がわかったり透過処理してくれたりなんて要素もありませんから、ゲームプレイ中は常にカメラから隠れないように移動しておきましょう。
ちなみに、なぜかカメラをものすごく遠ざけられる。アイテム探しに便利。
2つ目のツラい要素はバトル。
本作、主人公(名称不明)に『HP』という概念が存在せず、ダメージを受けたらホワイトアウトしてリスタート地点に戻されます(ステージ追い出されない!すごい!)。そのため、そこそこうろついている敵はすべて移動する即死トラップ。倒して得られるものはないので、基本逃げるのがオススメ。というかホント邪魔にならないような位置にばっかり敵がいるから相手する意味がないよ!
3つ目のツラい要素はチュートリアルがほぼゼロなところ。
わたし、個人的に「チュートリアルが丁寧ならそのゲームに期待する」ところがありまして。本作のチュートリアルが「各ステージへの入り方」のみだったのはびっくりだしもっと説明しろよ!!
多分語ることがなかったからチュートリアル導入しなかったんだろうなぁ......まぁ、インディーゲーム的な立ち位置の本作にそこまで求めてもキツいかな。
4つ目のツラい要素はそもそものボリュームの短さ。
本作のステージは全部で8つ。1ステージ5分程度もあれば終わるため、総プレイ時間は1時間ちょっとぐらいですね。総プレイ時間が長ければいいゲーム!ってわけではないんですが、ただでさえできることの少ないアクションゲームなのに1時間ぐらいで終わるとなると「世界観は良かったよ!」とも言えないし。
散々ダメ出ししたので、いいところも挙げていきましょう。
本作のいいところといえば、なんといっても不思議な挙動と奇妙な世界観!プレイ中に出会ったいくつかのヘンテコムーブをご紹介するぞ!!
なぜ私を打っていますか?
走りながらジャンプ連打したらこうなった。
こういう要素、普段なら「デバッグしっかりしろよ!」とダメ出しするところですが。この虚無な世界だと、むしろ愛おしくなりますね。プレイしてて一番ときめいたのはこのキミョウ・ワールドの挙動です。
あ、そうそう。グラフィックは悪くないです。細部にこだわりを感じるタイプのグラフィックではないけど、ほんわかした世界観にマッチしててすき。
まとめ。
奇妙な挙動や世界観にマッチしたグラフィックなど、魅力はゼロではないのは事実。でも3Dゲームに欠かせないカメラ・バトルなどが不足of不足、本作の独自要素もほぼナシ。正直言って、誰かが「これどうよ?」と聞いてきたら「やめといたほうが」と止めちゃうと思いますね......
まぁ、そもそもわたしが購入した理由って「低評価だったから」だし、やめろ!って言われても買う人は買うんやろうな!ガハハ!レビューの締め方がわからんから終わりだ終わり!
以上!
気を取り直してゲームシステムについて紹介します。
あら3D。
本作は名作『スーパーマリオ64』のような、拠点から各ステージにワープする仕組み。各ステージではどこかに落ちている雨の雫のような形の『妖精の涙』を3つ集めることが目的です。落ちているフルーツを集めると、次のステージや強化武器が解禁されます。
主人公(名称不明)ができるアクションは非常に少なめ。移動・ダッシュ・ジャンプ・手に持っている葉っぱを振ることによる攻撃の4つです。マリオ64のような「ダッシュジャンプで飛距離が伸びる」なんて要素はありませんし「崖にぶら下がってよじ登る」なんて要素もありません。というか、ゲーム画面を見て想像できるアクションはだいたいありません。
で、本作。「面白いの?」と言われると、複数のツラい要素が足をひっぱり、素直に褒められません。
まず1つ目のツラい要素はカメラ。
「3Dアクションゲーム」を遊ぶ時って、どんなカメラを想像します?右スティックでグルグル回して隠されたものを探す?それとも敵をロックして間合いをはかりながら戦う?本作にはそんなものありません、横から映しているだけのカメラです。当然キャラは壁に隠れます。キャラが壁に隠れたからといってシルエットで居場所がわかったり透過処理してくれたりなんて要素もありませんから、ゲームプレイ中は常にカメラから隠れないように移動しておきましょう。
ちなみに、なぜかカメラをものすごく遠ざけられる。アイテム探しに便利。
2つ目のツラい要素はバトル。
本作、主人公(名称不明)に『HP』という概念が存在せず、ダメージを受けたらホワイトアウトしてリスタート地点に戻されます(ステージ追い出されない!すごい!)。そのため、そこそこうろついている敵はすべて移動する即死トラップ。倒して得られるものはないので、基本逃げるのがオススメ。というかホント邪魔にならないような位置にばっかり敵がいるから相手する意味がないよ!
3つ目のツラい要素はチュートリアルがほぼゼロなところ。
わたし、個人的に「チュートリアルが丁寧ならそのゲームに期待する」ところがありまして。本作のチュートリアルが「各ステージへの入り方」のみだったのはびっくりだしもっと説明しろよ!!
多分語ることがなかったからチュートリアル導入しなかったんだろうなぁ......まぁ、インディーゲーム的な立ち位置の本作にそこまで求めてもキツいかな。
4つ目のツラい要素はそもそものボリュームの短さ。
本作のステージは全部で8つ。1ステージ5分程度もあれば終わるため、総プレイ時間は1時間ちょっとぐらいですね。総プレイ時間が長ければいいゲーム!ってわけではないんですが、ただでさえできることの少ないアクションゲームなのに1時間ぐらいで終わるとなると「世界観は良かったよ!」とも言えないし。
散々ダメ出ししたので、いいところも挙げていきましょう。
本作のいいところといえば、なんといっても不思議な挙動と奇妙な世界観!プレイ中に出会ったいくつかのヘンテコムーブをご紹介するぞ!!
なぜ私を打っていますか?
走りながらジャンプ連打したらこうなった。
こういう要素、普段なら「デバッグしっかりしろよ!」とダメ出しするところですが。この虚無な世界だと、むしろ愛おしくなりますね。プレイしてて一番ときめいたのはこのキミョウ・ワールドの挙動です。
あ、そうそう。グラフィックは悪くないです。細部にこだわりを感じるタイプのグラフィックではないけど、ほんわかした世界観にマッチしててすき。
まとめ。
奇妙な挙動や世界観にマッチしたグラフィックなど、魅力はゼロではないのは事実。でも3Dゲームに欠かせないカメラ・バトルなどが不足of不足、本作の独自要素もほぼナシ。正直言って、誰かが「これどうよ?」と聞いてきたら「やめといたほうが」と止めちゃうと思いますね......
まぁ、そもそもわたしが購入した理由って「低評価だったから」だし、やめろ!って言われても買う人は買うんやろうな!ガハハ!レビューの締め方がわからんから終わりだ終わり!
以上!